お父さん　お母さんが

お子様のことを熱心に考えるあまり

 

「合格するだろうか・・・？」

といった不安に襲われます。

 

その時、あなたはどうしますか？

 

頻繁に襲われる感情かもわかりません。

 

ネットで

試験勉強に関する情報を調べたり、

 

もっといい問題集やテキストがないか

調べたり、

 

もっと効率的な

勉強法がないか

調べたりしませんか？

 

お子様のために

手を尽くそうとする

親御さんほどそのようにします。

 

 

ネットだけではなく、

実際に、書店へ本を

見に行くかもしれません。

 

 

書店の棚には、

魅力的な問題集やテキストが

並んでいます。

 

 

書籍の背表紙には、

希望をいっぱいのキャッチコピーが

書かれています。

 

そして、

手に取って眺めてみると…！

 

「隣の芝生は青い！」

 

という

心理状態が起こります。

 

お子様が使っている問題集やテキストよりも

魅力的に見えるんです。

 

 

でも、

新しい問題集やテキストに

乗り換えたり、

 

勉強対象として

新しいやり方を追加する時には、

 

「莫大な損失」を

覚悟しなければなりません。

 

 

つまり、問題集を新しくしたり

新しいやり方を取り入れることは

勉強範囲を広めることになります。

 

範囲を広げると

　↓↑

質は低下する

 

ということです。

 

 

新しい問題集やテキストを買う時、

 

支払うお金は

出費（投資・損失）として

考えます。。

 

 

そして

 

それ以外は

無条件にプラスと思えてしまうのです。

 

「ムダにはならないから、

　とりあえず買っておこう」

また、

「よーし！

　これでまた頑張ってくれるだろう」

 

と思って買ってしまいます。

 

そうして、お子様を

危険な状態にハメ込んでゆきます。

 

新たな問題集やテキストを

購入して、それらを

勉強の対象に追加する…

 

そうすると、、、

 

これまで勉強してきた

問題集やテキストを

くり返す回数は

確実に減少します。

 

 

そして、勉強の質は

低下するのです。

 

合格の可能性も

低くなっていきます。

 

 

このことを

しっかりと

覚えておいて下さい。

 

 

試験への不安から、

ついつい

手を出してしまうのですが、

 

試験合格から

遠ざけてしまうことに

なっているのです。

 

 

新しい問題集やテキストを

買いたくなるものです。

 

そのときこそ、

「範囲を広げると質が低下する」を

思い出してください。

 

よかれと思うその行動が、

 

実は、とんでもなく

危険な行動なのです。

 

 

追伸：

衝動買いをしないための

特別アドバイスです。

 

新しい問題集・テキストの

危険性をわかっていても、

 

実際に

「買いたい！」と

思ったときに

 

やめるのは、

非常に難しいものです。

 

 

「理性の力」よりも

「感情の力」の方が

　ずっと強いからです。

 

 

しかしながら、

感情は、長期間

持続するものではない

という特徴があります。

 

 

そこで、パワフルな感情を

ムリに抑えるのは

やめておきます。

 

 

そして

「３日経っても

　買いたければ買う」

 

というルールを

決めておくのです。

 

そうすれば、

とりあえず、その場か

ら離れることができます。

 

これって、有効ですよ。