清風南海中学・開智中学受験の
受験の合否は親次第
(合格させる親がやっていること)
野球やサッカーと受験勉強の両立をさせたいなら！
問題点６
↓
安易な気持ちでスポーツと受験勉強の
掛け持ちは避けたほうが良いと考えています。
しかし、しっかり考え、
ご両親とお子様の話し合いが出来れば、
両立できる方法もあると考えています。
ぜひ、最後まで読み進めてください。
勿論、目標中学とお子様の現状は
一人一人ちがいますので、
一般論として話を進めさせていただきます。
受験勉強と両立できる習い事、できない習い事
英才教育のようなものについては、
私は否定的ですが、
野球やサッカー、
スイミングスクール、
ピアノ、ダンス、バレエ、
習字、ソロバン、と
習い事はさまざまです。
その中で、
サッカーや野球のように
「団体種目」で
練習量の多い習いごとは
受験勉強との並行させるのは
避けた方がよい習い事です。
理由は時間的にも体力的にも、
受験勉強との両立は難しいからです。
団体競技は「試合や練習」が
どうしても優先されてしまいます。
少なくとも、6年生になったら
一旦、中断した方が良いと思います。
一方、ピアノ、ダンス、習字などのように
「個人種目」の
習い事であれば、
日程や練習量を家庭の都合に合わせて
調整できるので、中学受験と並行して
続けることも可能です。
同じ理由から、
スイミングと受験を並行して続ける子も
比較的多いようです。
話はそれますが、
水泳やピアノのように
背筋を伸ばす必要のある
習い事は、脳の働きにも良いそうです。
ソロバンは、上記の理由で考えれば
中学受験と並行しても問題ありません。
しかし、ソロバンの暗算スキルを
受験に使う目的で通わせているとしたら
５年生の終わりまでに
１級がとれなければ、
一旦辞めても良いと思います。
１級のスキルがないと
受験に使える暗算ができません。
３級程度の
「10問のうち１問間違える」
というレベルの暗算だと、
受験勉強には役に立たないのです。
１級のスキルは
円周率３・14の掛け算が
一瞬でできるレベルですから、
これは受験でも強い武器になります。
3.14の掛け算は九九のように覚えておくと
受験の武器になりますので、
無理に暗算をする必要もありません。
少し話がそれましたので、
話をもとに戻していきます。
野球やサッカーと受験勉強の両立は
安易に始めないでください。
「やってみたらできるかも？」
「私の子なら出来ると思う？」
など、根拠なくで見切り発車をすると
取り返しがつかない場合があります。
たとえば、
一旦、両立を試みて
３か月ぐらいでダメだと
判断したとしましょう。
ダメだったということは、
その間のお子様の勉強は、
確実に遅れを取っています。
その３か月を取り戻すのに
時間的に無理をすることになります。
そして、焦りが出てくる、など
悪循環が始まります。
また、勉強だけではなく
チームにも迷惑をかけることになります。
志望校にもよりますが、
私は、経験上
野球やサッカーなどの
「団体競技」と中学受験の
両立は難しいと考えています。
それでも、
方法が無いわけではありません。
どうしてもという場合は
順序を逆にしてください。
一旦、
野球やサッカーをストップさせ
受験勉強を先行させます。
そして、
合格基準を先にクリアさせるのです。
合格基準をクリアさせた状態で両立しても、
焦ることなく、野球やサッカーを
楽しむことが出来るようになります。
お子様はどうしても
野球やサッカーをやりたいと
言うかもしれません。
その時は、野球やサッカーを
勉強へのモチベーションになるように
話をしてみてください。
親子でシッカリ話し合って、
お子様を説得してください。
そのタイミングは
お子様が受験勉強に向き合うチャンスです。
小学生は目の前の楽しい事を優先してしまいます。
だから、お子様の将来を本気で考えている
ご両親のリードが必要です。
ご両親もどのように判断してよいか
大変だと思います。
しかし、お子様の成長のために
しっかり考え、話し合ってください。
追伸
習い事との両立、
受験勉強の進め方に悩まれているようでしたら
いつでもお気軽にお問い合わせください。