清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師
本校 〒599-0301 大阪府泉南郡岬町淡輪5746-45
受付時間
10：00～19：00
定休日：日曜・祝日
定休日：日曜・祝日
合格するための勉強法
POINT 46 ウサギとカメ。。。 黙々と一歩ずつ進み続けましょう！
最初は、誰でも
希望に満ちて
試験勉強を始めます。
親御さんも
希望一杯に応援します。
でも、少し勉強が進むと、
やるべきことが
たくさん見えてきます。
さらに勉強すると
理解しなければならない
課題が見えてきます。
そして、課題の多さに
圧倒されそうになります。
親御さんの心の中で、
試験勉強が、
巨大な岩の塊に変化します。
それだけで終わりません。
心のなかで、
とても太刀うちできない
怪物へと変身してゆきます。
その反面
お子様はそのようなことが
気になりません。
というか、親から見て
何も気にしていなように見えます。
だからとても歯がゆく感じます。
でも、お子様も同様に
えたい
の知れな何かと
戦い始めます。
そうなると、
私たちの心には
逃げ出したくなる
気分が広がってゆきます。
この巨大な岩のような怪物。
これを一発で
やっつけられるような、
魔法や武器が欲しくなります。
そんな人の心を
見透かしたかのように、
書店に行くと
勉強法や速読法の本が
ズラリとならんでいます。
まるで「魔法」のような
記憶法の書籍もあります。
このような「魔法」が
まったく役立たない
・・・とは言いません。
でも、ご注意ください。
過度な期待を抱くと
痛い目に遭いますよ。
なぜなら、
どんな魔法を使っても、
私たちは、
「脳の基本原理」に基づいて
勉強するからです。
「脳の基本原理」とは、
つぎの３つです。
１
大雑把に認識する
２
大量に繰り返す
３
そして記憶・理解する
「潜在意識」や「右脳」といった
キャッチコピーで、
幻想を与えるものもあります。
まるで「脳の基本原理」を
すっ飛ばせるような
「魔法」のようです。
しかしながら、あくまで
それは幻想です。
幻想とは、
永遠に実現しないこと！
ですからね。
そういった勉強法で
試験に合格した人の話を
よくよく吟味して下さい。
結局は、何度も繰り返して
問題集やテキストを
勉強していたことが
わかるでしょう。
「ほんの数日で！」という
すごい体験談が
あるかもしれません。
でも、それは以前に
関連知識のストックを
蓄えていたからです。
小学生の段階では
そのような関連知識は
ほとんどありません。
だから、
「わずか1ヵ月で」
「わずか10日で」
ということは
期待できません。
でも、その「魔法」は
完全なウソ
ではありません。
ほんの少しの分量であれば、
活用することができます。
たとえば、
１００個ぐらいの
漢字テスト。
イメージ記憶法を使って
１０分程度で記憶することは
十分に可能です。
しかしながら、
中学受験の勉強には
あまり使えません。
なぜなら、受験で
合格するための情報量は
桁違いだからです。
お子様が覚える漢字は
１００個ですか？
「いいえ、それなら悩みませんっ！」
そうですよね。
小学生で習う漢字に限っても
要求されるのは約1000語です。
このような状況に圧倒されると、
「一発逆転！」なんて言葉に、
フラフラと揺れるのが
私たちの心です。
だから、このようなときこそ、
厳しい状況に対して、
ガッチリと
正面から向き合いましょう。
わかるところや
できるところを
親が把握して
その問題から
取り組むようにしましょう。
そうすれば、
確実に前進します。
すぐに、
あなたは気づきます。
↓
「そんなに巨大な岩
ではなかった…」
「ものすごく手強い
怪物でもなかった…」
税理士試験や
司法試験。
不動産鑑定士や
司法書士試験など、
膨大な情報量の学習が
合格するためには必要です。
このような難関試験でも、
取り組むべき範囲は
公表されています。
必要最低限の量に絞れば、
すべての問題集やテキストは
両手で抱えられるレベルです。
同じように
中学受験の勉強も
必要最低限の量に絞れば
時間は少々かかるかも知れませんが、
きちんと取り組めば、
確実に合格できるのです。
まずは
「科目名、単元名から」
「そんなの覚えても
役立つんですか……」
そうですねえ。
不思議に思われるかも
しれませんね。
でも、合格者する人たちは
こういった着実な一歩を
進み続けた人たちです。
他のお子様との比較は
やめましょう。
昨日のお子様自身と比べて、
成長している
お子様を実感して下さい。
一歩ずつ進めていけば、
確実に合格できます。
巷にあふれる
「魔法」の勉強法には
ご注意下さいね！
インターネットで検索すると、
さまざまな勉強法の教材が
販売されています。
魔法のような効果をうたった
キャッチコピー。
巧妙な宣伝文句。
ズラリと並んだ体験談。
これらを読むと、
思わず申込みボタンを
クリックしたくなりますが……。
その作者が
本を出版していれば、
高額教材を買う前に、
チェックしましょう。
あなたは、冷静に
教材の評価を
判断できると思います。