清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 48
最後の最後まで走り続けよう!
本番直前の時間ほど価値が高い。

試験本番が近づくと、
誰の心にも
不安や焦りが出てきます。
 
ある人たちは、
試験勉強に
手がつかなくなることも
あるでしょう。
 
 
ところが、別の人たちは、
試験本番が近づくほどに、
集中力が高まります。
 
そして、試験勉強が
グングン進みます。
 
試験直前の大切な時期。
 
どちらのパターンで
過ごすかは、合格に
大きく影響します。
 
試験本番に近づくほど、
時間あたりの価値は
高くなりますからね。
 
 
試験勉強は、いわば
「記憶のゲーム」です。
 
そして、記憶とは、
忘却との戦いです。
 
 
長期記憶になってしまえば
忘れにくくなりますが、
 
そうは言っても、
 
時間が経過するにつれて、
記憶は薄れてゆきます。
 
だからこそ、
繰り返しが重要です。
 
 
試験直前に勉強したことなら、
試験本番で忘れてしまった!
なんていう可能性は
かなり小さくなります。
 
このため、
試験本番に近づくほど、
時間あたりの
価値は高くなるのです。
 
 
だから、
試験直前の時間は
ひときわ重要です。
 
 
そして、
「勉強や努力」と
その「成果」は
正比例していません。
 
つまり、
「10」の努力をしても、
 
すぐに「10」の成績アップは
期待できません。
 
「学習」の「成果」は
ある一定量を超えた時に
一気に、バーッ!と
現れる性質があります。
 
 
お子様は
常識化したところを、
ペンで消していますよね。
 
さらには、
完全に記憶できたページを
ホチキス留めして
範囲を狭くしています。
 
そうして、繰り返す回数、
すなわち、復習する回数を
増やしています。
 
 
このため、
試験勉強の後半では、
相乗効果が働いて、
グングン加速します。
 
 
きっと、次のような感じです。
 
範囲が狭まる
  ↓
回転数が増える
  ↓
常識化したところが増える
  ↓
範囲がさらに狭まる
  ↓
さらに回転数が増える
 
 
 
このように、今までの
試験勉強の積み重ねが
一気に花開くのが
試験本番の直前期です。
 
したがって、
これまでの努力を
ムダにしないためにも、
 
試験直前は、さらに
加速をつけましょう。
 
 
可能であれば試験直前は
休みを取る。とか、
 
 
学校の先生に相談して
事前に調整しておくことを
お勧めします。
 
 
学校好きのお子様なら
学校も大切だと言う気持ちは
とても良く分かります。
 
 
でも、試験というのは
日頃の努力の他に
もう一つ大きな特徴があります。
 
それは、オリンピックや
世界大会の試合にも
似ています。
 
 
試験の合否は、
 ↓
決められた日の
限られた時間における
点数で決まります。
 
ある意味で、
シビアなものです。
 
 
 
お子様の目指す中学受験は
一生に1回しか受験できない
のが通例です。
 
大学受験なら浪人して
来年も、、、という
選択は出来ますが、
中学受験に浪人して
また来年、という
概念はありません。
 
このような観点からみると
1時間あたりの価値は
試験が近づくほど
高くなります。
 
そこで、直前の期間だけは
試験に集中して下さい。
 
 
直前の模試の結果にも
一喜一憂する必要は
ありませんよ。
 
大事なのは本番の結果です。
 
模試の結果が
良くても悪くても、
お子様が行うことは
ただひとつですからね。
 
 
模試問題や解説も
繰り返す教材として、
記憶することです。
 
もちろん、
これまでくり返してきた
過去問やテキストも同じです。
 
 
試験直前だからといって
勉強法を変えてはいけません。
 
 
 
ひたすらくり返して、
常識化したり、
記憶の確認を丁寧にしましょう。
 
試験本番、当日でも
同じですからね。
 
今までと同じ取り組みで、
さらにスピードアップしましょう。
 
試験会場に向かう途中も
記憶を確実にするんです。
 
 
試験直前だからといって
決してスピードを
緩めないで下さい。
 
 
むしろ、さらに加速して、
トップスピードで
試験本番を突破してください。
 
後で振り返れば、
 
試験直前に、一気に
実力がアップしたことを
実感するでしょう。
 
その経験は、これからの
お子様の人生に
とても役立つものです。
 
 
 
 
直前の時間が
大切だからといって
ぜったいに、
睡眠時間だけは
削らないで下さいね。
 
試験本番が近づくと
やる気が高まったり、
焦ったりします。
 
 
睡眠時間を削ってでも
勉強させたくなります。
 
これは大変危険です。
 
 
なぜなら、脳は
寝ている間に
情報を整理するからです。
 
脳は、何もしないで
休んでいるわけ
ではないのです。
 
 
睡眠時間が不足すると
昼間も眠くなります。
 
お子様の大切な
頭脳の効率が悪くなります。
 
 
試験直前になれば、
睡眠時間をたっぷりと
確保しましょう。
 
 
後は、合格発表を待つだけです。
お子様を信じて最後まで
走り切ってください。
 
 
合格するための勉強法は
終了させていただきます。