清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師
本校 〒599-0301 大阪府泉南郡岬町淡輪5746-45
受付時間
勉強しようと思ったのに、
ゲームを延々とやってしまった…。
勉強すべきことは
ちゃんと分かっている。
「きれい好き?」に変身して、
整理整頓を始める。
そして、後になって、
「あ~あ、勉強できなかった……」
と後悔。
高校生時代の私自身が
まさにコレです。
こんな時には、
「お子様を変えよう!」と
頑張るよりも、
「環境を変えてあげる」ことを
おススメします。
具体的にいえば、
スマホが使えない環境や、
読みかけのマンガ本がない環境づくり
↓
こういう状況に
お子様を置くことです。
たとえば、近くの
カフェゃファーストフード、
ファミレスなどに行く。
勿論、図書館でも大丈夫です。
お子様とお母さんの気分転換にもなります。
その際には、
勉強に必要なものだけを
持って行くのです。
そうすれば、イヤでも「勉強する」しかありません。
「勉強しよう!」といった
意志の力も、ほとんど必要としません。
お母さんは本や雑誌を読みながら
リラックスしていただければ大丈夫です。
「そんな上手くいくの?」
と思われるかも知れませんね。
でも、環境の影響はとてもパワフルですよ。
お母さんんがやせる為のダイエットで、
食べるのを我慢する状況を想像してみてください。
1
あなたの目の前に
大好きな料理がある。
この時のガマン。
2
それに対して、
食べ物は何もなく
みんなが本を読んでいる図書館。
その時のガマン。
目の前に大好物があるとき。
こんな時のガマンは、圧倒的に大変ですね。
このように環境には、大きな力があります。
パワフルな環境の力を活用しましょう。
「何もできない…」と諦める前に
まず、環境を変えてください。
何かアイディアを考えるとき、
私も、自宅ではなかなか集中できません。
メールやLINEでの連絡があります。
ついつい雑用も思いついてしまいます。
そして、アイディアを考えることから、
気がそれてしまいます。
だから、私は、特に集中したい時には、
メモ帳を持って散歩に出ます。
そして、近くのカフェやファミレスを
転々と移動します。
そうすれば、ラクに集中できるので、
アイディアをたくさん書き出せるようになります。
(もちろん、携帯電話などは自宅に置いていきます)。
お子様が、「勉強できない」と
感じるときがあれば、
まず、環境を変えてあげましょう。
追伸:
意志力は限られた資源です
フロリダ州立大学の心理学者
ロイ・バウマイスターの実験では
「意志力は限られた資源である」
ということが分かっています。
つまり、意志力は使うたびに減っていくのです。
たとえば何かを我慢していると、
ほかのものに我慢ができないのです。
「意志力」でムリヤリ頑張る時、この限られた資源が
浪費されてしまいます。
「意志力」という資源を学習のために
「有効に使う」という発想も必要なのです。