清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

       本校 〒599-0301 大阪府泉南郡岬町淡輪5746-45 

受付時間

10:00~19:00
定休日:日曜・祝日

お気軽にお問合せ・ご相談ください

050-7131-0385

合格するための勉強法 
POINT 08 
買っただけのテキスト・問題集……。
何を勉強するかを決めよう!

お子様が今、
取り組んでいる問題集や、
テキストの名前を
すべて言えますか?
 
もしくは、
算数は何冊、国語は何冊
とイメージできますか?
 
お子様にも聞いてみてください。
 
 
「えーと。。。。
 たくさんありすぎて……」
 
もしも、すぐに
答えられないなら、
要注意ですよ。
 
 
その問題集やテキストについて
お子様は勉強できていないはずです。
 
 
問題集やテキストが、
本棚に立っているだけ
ではありませんか?
 
あるいは、
 
塾のかばんの中とか
リビングとか、
色々なところに
散らばっていませんか?。
 
 
私が家庭教師を行う
ご家庭では、
 
すべての教材を
整理してもらいます。
 
計算練習に使っている
問題集は〇〇
特殊算練習に使っている
問題集は〇〇
 
漢字練習は〇〇
文章読解演習は〇〇
 
というように、
どのような目的で
使用しているか、
 
教材全体を眺めて
方向性を確認します。
 
 
この問題集を徹底しましょう!
 
この問題集は、
もうヤメにしましょう?
 
などなど・・・
 
 
一度
お子様と一緒に
お持ちの問題集やテキストを
すべて並べて確認してください。
 
 
どんな気持ちですか?
 
いろいろな思いが
心の中で
飛び交うことでしょう。
 
 
不安なになった人。
  ↓
「こんなにあったんだ!」
 
「ほとんど手をつけていない!
 試験まで間に合わない……」
 
 
 
のんびりした人。
  ↓
「こんなテキストも
 買っていたんだぁ~」
 
「そー言えば
 子供にせがまれて
 買っていたな~」
 
 
 
自信をいっそう強めた人。
  ↓
「たったこれだけ
 やればいいんだっ!」
 
「こうやって眺めると
 思ったより
 少ないなぁ~♪」
 
 
どんな状態でも
構いません。
 
このようにして
教材全体を眺めると、
 
お子様は(ご両親も)
現実と向き合うことが出来ます。
 
その結果、受験勉強が
地に足のついたものに
なってゆきます。
 
すべての教材を
ズラリと眺めた後は・・・?
 
そうです!
 
必要最低限の教材に
限定することです。
 
 
たくさんの問題集や
テキストを持っていると、
 
やった気分になり
何か強力な武器を
手に入れたと
勘違いします。
 
しかし、それは
「錯覚」です。
「幻想」です!!!
 
それらは
試験当日
武器になりません。
 
 
お子様は、
素手で入試に挑むのです。
 
 
試験本番の戦いでは、
お子様が身につけた
知識だけが武器です。
 
そう考えれば
何か大切なことに
気が付きませんか?
 
 
問題集やテキストが
たくさんあるほど
危険な状態になっているのです。
 
 
1冊に使える時間が
少なくなって、
お子様が身につける
武器は減少します。
 
 
少数精鋭の問題集や
テキストたちと
濃厚で密接な
お付き合いをして下さい。
 
 
お子様の身に
ガッチリと定着したワザ。
 
それを増やすことが
合格の鉄則です。
 
 
このような視点で
もう一度、
問題集やテキストと
向き合って下さい。
 
 
試験本番、
まさに当日まで、
 
最後の最後まで、
お子様にさせたい
お子様がやりたい!
 
と思うものはどれですか?
 
 
1冊1冊、
教材を手に取りながら、
お子様と一緒に
話してみてください。
 
もちろん
お子様は、何が何だか
わからないと
言うかもしれません。
 
それでも構いません。
一緒に向き合う時間が
大切なのです。
 
そして、
試験当日まで、
本当にさせたい、やりたい
問題集やテキストを
選んでください。
 
選んだあと、
残った問題集は?
 
 
思い切って捨てましょう。
 
 
 
追伸:
 
「偽りの希望シンドローム」に
はまらないで下さいね。
 
 
お子様が
「新しい問題集を買って
 買ってくれたら頑張るから」と
とお子様の決心を信じて
問題集を買ってしまった。
 
そんな経験はありませんか?
 
お子様は
本当に頑張ろうと
決心した瞬間で
高揚感もあります。
 
しかし、
しばらくすれば
またもと通り。
 
親が期待していたほど
お子様は勉強しません。
 
 
そして、
再び
「変わるぞ!」という決心をして、
また高揚感を味わう。
 
しかし………
また同じよう事のくり返し。
 
この繰り返しのことを、
 
トロント大学の心理学者
ジャネット・ポリヴィと
C・ピーター・ハーマンは
 
「いつわりの希望シンドローム」
 
と名づけています。
 
こんな経験をお子様に
させないでください。
 
 
ひたすら、
基本テキストや
過去問題集の勉強に
集中するように
お子様に
伝えてください。