清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 10 
基本問題から取り組まなくてもOK。
難しくても「本命問題」から取り組む!

今回は限られた時間で

最大の結果を得られる

勉強方法について

お話を進めていきます。

 

 

前回とは少し矛盾する話に

なるかもしれませんが、

一つの方法論です。

 

 

 

では、スタートします。

 

「これだけを絶対に!

 という問題集、テキストに

 絞り込めと言われても……。

 

 初めてなので

 基本問題集からさせる。

 

 それしかないでしょ?……」

 

 

こんなふうに思う保護者が

大半だと思います。

 

 

確かに、何かを

勉強する際には、

 

基本問題や基礎コース、

 

さらに次には、

練習問題、応用問題。

 

このように勉強を進めるのが

時間がある時のアプローチです。

 

これから

入試勉強を始めるお子様が

基本問題を飛ばして

練習問題にチャレンジしても、

 

知らないことが多くて

出来ないこともあるでしょう。

 

また、基本問題に比べれば

練習問題は、難しくて

取り組む気が起きない

かもしれません。

 

 

でも、

基本問題と練習問題では、

重複する部分が

必ずあります。

 

 

そして、

基本問題から勉強を

スタートすれば、

 

練習問題に取り組む

タイミングは

それだけ遅くなります。

 

 

基本問題から取り組むことの

メリットは、大いにあります。

 

でも、

 

「時間がかかる」という

デメリットもあります。

 

 

そして、いきなり

練習問題に取り組もうとしたとき、

 

お子様に、

ヤル気が生まれないかも知れません。

 

でも、その練習問題を

取り組む気にさせる方法や、

 

実際に取り組められる

ようになる手段はあります。

 

どうぞ、安心して下さい。

その方法・手段とは……

 

いきなり

わかろうとしないで、

 

おおまかに、

くり返し取り組んで、

少しずつ理解を

深めていくという

勉強方法です。

 

この取り組み方にすれば、

気持ちが少し楽になります。

 

初めから理解させようと

しないでください。

 

つまり、お子様は、

ラクに取り組み始めることが

できます。

 

私は

残された時間の少ないお子様に

基本問題からスタートすることを

お勧めしません。

 

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試験本番当日までに仕上げれば、

確実に合格出来ると思える本、

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つまり、

「本命問題」から

取り組むようにしましょう。

 

 

具体的には

「過去問題」になります。

 

まず「過去問題」から

始めてみてください。

 

過去問題でも

今の実力で解ける問題が

あるかもしれません。

 

その単元は、

先へ先へと進めていけばよいのです。

 

 

 

そして、

全然、歯が立たない!

太刀打ちできない!

どうしてもダメ!

 

という問題が出てきます。

 

その問題の単元は

基本問題から始める

ようにします。

 

基本から進めることは

とても大切です。

 

 

しかし、

基本問題だけ出来ても

入試は合格できません。

 

 

今の実力で

標準、応用問題に

取り組める単元なのに

基本問題に取り組む時間は

無駄です。

 

 

もう一つ時間を無駄にしてしまう

勉強方法は、

過去問題の中にある

難問に取り組む時間です。

 

必要以上に難しい問題は

解けなくても合格できます。

 

 

時間を無駄にしてしまうことが

最大の敵だと考えてください。

 

 

 

 

最後に

絶対に知っておきたい

ポイントを2つお伝えします。

 

 

1つ目は、

試験では満点を取る必要がない

ということ。

 

試験でめざすのは、

満点ではなく、合格点です。

 

そのことを、

まず意識してください。

 

 

「満点をめざすのに

 越したことはないでしょ?」

 

そう思われるかもしれませんが、

現実的に試験の合格を優先する場合は

絶対にやってはいけないことです。

 

満点をめざすことによって、

最低の合格ラインも

超えられなくなることがあります。

 

 

 

2つ目は、

合格に必要な力を

試験当日に発揮することは

非常に困難だ、

ということ。

 

 

なんとなく「わかる」

というレベルでは、

本番の試験では

まったく通用しません。

 

 

本番では

殆どのお子様が

緊張してしまいます。

 

本当に身についてないと、

迷って時間を無駄にしたり

 

うっかり間違った解答を

書いてしまいます。

 

 

あいまいな知識が

たくさんあっても

まったく役に立ちません。

 

要するに、

不合格へ直行するだけです。

 

 

少量でも構いません

確実に使える知識を

一つずつ増やすことが、

合格には役立つのです。

 

 

今回は限られた時間で

合格できる勉強法を

お伝えさせていただきました。

 

 

 

追伸

時間の余裕のあるお子様は

基礎、基本から

ゆっくり知識を固めて

進めてください。