清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 17
まじめな人は、特にご注意!
いつも全体を意識しよう!

試験勉強をしているうちに、

面白くなってきたっ♪!

 

そんな経験を

お子様がするかもしれません。

 

 

「そんなこと

 絶対ありません!!」(笑)

 

 

そーおっしゃらず、

もしそのようになった時の

心の準備をしておいてください。

 

 

そんな時って、

もっと細かいことを

調べたくなってしまいます。

 

 

私たち人間は、気合が入ると

細かいところを

詳しく調べたくなります。

 

 

ところが、

私たちの脳にとって

 

効果的な記憶・理解のためには、

詳細な点にこだわりすぎるのは

マイナスが大きいのです。

 

 

 

東京大学大学院

池谷裕二先生がおっしゃいます。

 ↓

----------------------------

「脳はいい加減なヤツ」で、

大雑把に記憶・理解する

という性質を持っている。

----------------------------

 

 

クルマに詳しくない私が、

「沢山のクルマの名前を覚えよう!」と

がんばってもとても難しいです。

 

 

ハッキリ言えば、

「ムリっ!」

 

 

いきなりクルマの名前を

丁寧に覚えようとしては

ダメなんですよね。

 

もっと、大ざっぱに

セダンやハッチバック、

ワンボックスカーなど

クルマの形や分類から

覚えていくのが無難です。

 

 

こうして、おおまかな分類を

ハッキリさせたうえで、

 

 

分類ごとに

どんなクルマがあるのか?

その特徴などに着目しつつ

名前を覚えていきます。

 

 

このように、

脳にとっては、

大きな分類から

スタートするのがラクなんです。

 

 

そうして、少しずつ

細かい所にフォーカスすると

スムーズに記憶できます。

 

 

ところが、

市販されているテキストは

大分類から細部にフォーカス

しているとは限りません。

 

冒頭部に、学習内容の

全体像を示した章もあります。

 

でも、基本的には

学習単元のひとつずつを

 

道筋に沿って

解説するように

構成されています。

 

 

お子様が勉強するとき、

テキストをラクラクと

理解できるのであれば、

何の問題もありません。

 

 

「・・・でも、なかなか

 うまくいかないんです…。」

 

 

「だから、細かいところも

 頑張って理解しようと

 しているのです。」

 

お子様はそのように

言うでしょう。

 

そうですよねぇ。

その気持ち、とてもよく分かります。

 

合格をかけて

勉強しているのだから

全部理解しないと

不安を感じます。

 

お父さんお母さんも

一緒だと思います。

 

 

でも、最初から、細かいところまで

ガッチリ覚えようとするのは

「私たちの脳」にとって

極めてムズカシイやり方なんです。

 

このことを必ず

覚えておいてください。

 

 

だから、第1段階は、

ざっくりと大ざっぱでも

構わないとお子様に

伝えてください。

 

と、同時に

お父さん、お母さんも

再認識してください。

 

 

そして、

第2段階、第3段階・・・と、

少しずつ細かい理解に

進む方法でよいのです。

 

 

 

私たちは、ついつい

目の前のことに

とらわれてしまいます。

 

そして、

「重箱の隅を突っつく」ように

なりがちです。

 

しかも悪いことに、

細かいことをやる方が

 

「勉強している!」という

感覚になりやすいので、

ますます泥沼にハマり込みます。

 

 

真面目で、熱心で、

しかも真剣なお子様ほど

泥沼から出られなくなります。

 

 

極端に言えば、これで

人生の大きな部分を

ムダに過ごしてしまいます。

 

かく言う私も

同じことをしてしまうことがあります。

 

 

成果が出ない本当の理由は

本人にもご家族にも

見えません。

 

 

お子様の成績が

伸び悩んでいるようでしたら

一度立ち止まって

考えてみてください。

 

 

お父さんお母さんが

中学生時代に、

学習塾の

「夏期講習」「冬期講習」の

短期集中講座を受講した

経験がありましたら、

その時のことを思い出してください。

 

 

その後、順調でしたか???

 

 

「・・・・・・」

 

 

でしょ?

 

 

でも、

毎週のコーチングで

お子様の

秘められたパワーが

ドーっとあふれ始めたら

どうですか?

 

中学生になっても

高校生になっても

大学生になっても、

新入社員になっても、

管理職になっても、

コーチングを継続する人たちがいます。

 

 

彼ら、彼女たちは、

そのあたりの事情を

良~く分かっているのです。

 

だから、挑戦を続けて

つぎつぎにハードルを

乗り越えているんです。

 

 

コーチングでは、いつも

全体を俯瞰する視点を

提供します。

 

時空を超えた天空から

「お子様自身」を

見守る視点を育てていきます。

 

 

言い換えれば、

大空を自由に飛び回る

「鳥の眼」

を持つわけです。

 

 

「全体像を見る習慣をつくる」

 

「大切なことをしっかり見据える」

 

 

こういったことを

常に意識して行動すれば

成長はドンドン加速します。

 

 

「鳥の眼」を持って

「大枠をとらえる」ことが

習慣になってしまえば、

 

「アリの目」を持って

着実に前進していくことで

必ず目標は達成できます。

 

このアプローチは、

脳に「優しい」のですから、

やっていて楽しいです♪

 

そして、理解や記憶も、

ラクラクと

できるようになります。

 

 

勉強の際、お子様に

「鳥の眼」

を提供するガイド。

 

 

それが、

目次であり、

見出しです。

 

 

勉強しているときに

「細かいところに

 こだわり始めたかも…」

 

と感じたら、

すぐに目次をざ~っと

眺めるように

伝えてください。

 

 

あるいは、今まで

読んだところをざ~っと

速読させるのです。

 

 

これから学習する単元の

見出しやイラストなどを

リラックスして

眺めるのもOKです。

 

 

こうして山の頂上から

広い大平原をゆったりと

眺めているような

気分になることが大切です。

 

これからは、

勉強の最初と最後には、

 

「必ず、目次を

 見るようにするのも

 よいでしょう。」

 

 

大枠を理解することに、

意識しすぎるのではなく。

時間をかけて

習慣になるまで

徹底してゆきましょう。

 

 

「お子様が成長し続ける」

そのために。