清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 20
受験勉強では考えすぎないこと。
「試験は記憶のゲーム」と楽しみましょう①。

「分からないところ」で

立ち止まらないこと!?・・・・

 

 

そう言われても、やっぱり

「考えることは

 大事ではありませんか?」

 

 

そうですね。

お父さんお母さんが

そのように疑問に思われるのは

当然だと思います。

 

 

私も以前は、そのように

考えていました。そして、

たくさん失敗しました。

 

 

 

沢山の時間と労力を使いました。

 

ずいぶん疲れ果てました。

 

そして、たいして成績アップ

しませんでした。

 

 

 

ノーベル賞を取るような

偉大な学者たちは、

たくさん考えたことでしょう。

 

「これはどういうことだろう?」

 と疑問を持つ。

 

そして、そのテーマについて

延々と考え続ける。。。

 

これは、とても

大変なことだと思います。

 

 

ああでもない……

こうでもない……と

数多くの試行錯誤。

 

たくさんの失敗を乗り越えて、

ひとつのテーマを

究めていった人たちです。

 

 

 

映画やTVドラマなどを

見ることによって、

 

私たちの心には、

このようなイメージが

植えつけられたのかも知れません。

 

「勉強」=「考える」

 

こんなイメージです。

 

お父さんお母さんも

同じような感覚

ではないでしょうか。

 

 

確かに、

「研究」においては、

「考える」ことは

とても大事です。

 

 

 

しかし、

「試験勉強」や「受験勉強」

において合格するためには、

 

(残念ながら)

 

「新しいことを考える」ことは

あまり重要ではありません。

 

 

なぜなら、

ほとんどの試験は、

「記憶のゲーム」だからです。

 

 

「え? ・・・というと?

 それは、どういうことですか?」

 

 

 

お子様の入学試験が

次のようなものだったら

試験勉強が気楽になると

思いませんか?

 

 

・テキスト・参考書…

 何でも持ち込みOK!

 

・時間も一日かけてOK!

 

 

……だとしたら

どうでしょう?

 

 

確実に合格できる、

そんな気分になるでしょう♪

 

 

しかし!・・・

 

お子様の入学試験は

何も持ち込み出来ません。

 

制限時間も厳密に決められていて

1分も延長は認められません。

 

 

ゆっくりやっていたら

答案用紙を半分ほど書いたところで

試験終了です。

 

 

お子様は

決められた時間のなかで

 

スピーディーに

しかも確実に

 

正解を書くことが

求められているのです。

 

 

 

「記憶のゲーム」といっても、

中学受験は機械的な丸暗記だけで

合格できるような問題は

ほとんどありません。

 

 

きちんと「理解」していないと

ライバルには勝てません。

 

 

どんな問題も、その内容には、

出題の意図があります。

 

 

 

つまり、

その問題を解くために

必要な知識を「理解」しているか、

を試されているのです。

 

 

 

だから、試験勉強において

「オリジナル知識」は

必要ではないのです。

 

 

オリジナルの知識と言うのは

問題集や参考書に書いていない

内容のことと考えてください。

 

 

 

「でも、考えるからこそ、

 理解や記憶も深まるのでは

 ないでしょうか?」

 

はい!!!

 

確かに考えることは大切です。

 

 

 

考えるということを

少し身近な例で

話をすすめてみます。

 

 

(課題)

目の前に厚さ2.5cmのお肉があります。

そのお肉をサイコロステーキ用に切る。

 

制限時間は5分。

 

それでは始めてください。

 

 

普通の(試験に必要な)考え方・やり方

1、まな板と包丁をとりだす。

2,肉をまな板の上に置く。

3,まな板に置いた肉を包丁で切る。

……

と作業が進めていきます。

 

 

それに対して、

オリジナル(試験に通用しない)考え方・やり方

1,新しい道具をイメージする。

2,その道具に必要な素材を集める。

3,どの素材が一番切れやすいか比較する。

 

……??

 

何時になったら

肉が切れるのでしょう……?

 

 

笑ってしまうかも知れませんが

受験勉強を上記のような

オリジナルで取り組む

ご家庭が結構いらっしゃいます。

 

 

オリジナルが試験に

役に立たないことが

少し理解して頂けたでしょうか?

 

 

受験勉強は、

大学で行う研究でも

発明でもありません。

 

 

受験勉強で必要な

「考え方」は

問題集や参考書にある知識を

「いかに上手く、いかに速く」

使えるかを考えることなのです。

 

 

あくまでも、

受験勉強に限定しての

考え方です!!

 

 

出題者は

完成して欲しい料理名と

材料を与えてくれます。

 

 

受験生は

必要な道具(知識)を

正しい方法で、速く使用して、

料理を完成させるのです。

 

 

だから、あれこれ考えて

立ち止まるよりも、

手を動かしながら

考えることが重要なのです。

 

 

包丁を100回練習した人

包丁を10回練習した人

本を読んだだけで使える気になっている人

 

 

料理が上手く速く出来る人は?

 

 

受験勉強も同じです。

 

 

だから私のアプローチは

「ティーチング」ではなくって

「コーチング」です。

 

ワンポイントの

アドバイスを行ったら、

直ちに、繰り返してもらいます。

 

 

私のセッションを実際に

経験した人たちは

身をもって知っています。

 

 

 

「え? 何を…身をもって

 体験しているんですか?」

 

 

 

「私のクライアントたちは、

 わかったことを

 すぐに繰り返す勉強法が

 

 とてもラクに覚えられて

 理解も深まることを

 体感しているんです。」

 

 

「だから、私のセッションと

 学習塾や予備校の授業とは

 全く別物だと、みんなが

 口をそろえていいますよ。」

 

 

 

ムリヤリにがんばって

出来ないことを

「考える」勉強方式。

これは、たいてい

途中で眠くなります。

 

ご経験、ありませんか?(笑)

 

 

それに対して、

 

わかったところから

ドンドン繰り返すコーチング。

このスタイルの勉強法。

 

みんなイキイキ取り組みます。

 

 

つまり、

このアプローチの方が、

脳を活発に使っていると

言えるかもしれません。。