清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 22
無理に覚えようとしないこと。
「理解できるところ」と「理解できないところ」を分ける。

理解できないところを

ムリに「わかろう」とすると

逆効果。。。

 

考えすぎて

立ち止まっては

いけないのですよね。

 

 

 

すでにご存じのことです。

 

 

 

その理由としては・・・

次の2つが、大きなものです。

 

学習が途中で

ストップするので、

「時間ロス」が

とても大きくなること。

 

繰り返しの回数が

少なくなること。

 

 

しかしながら、

もうひとつ、

大きな理由があります。

 

 

 

私たち、大人も子供も

ムリヤリに

「わかろう」とすると

 

どうしても、

余計な力を入れて

しまいます。

 

そうすると、

視野が狭くなります。

 

 

さらには、

「思考できる」範囲も

縮小してしまうのです。

 

 

その結果、

リラックスしていれば、

カンタンに解ける問題でも

できなくなってしまいます。

 

 

お父さん、お母さんが

小学生の頃のことを、

ちょっと思い出して下さい。

 

模擬テスト、スポーツ、

音楽会、スピーチなど。

 

 

リラックスした状態であれば、

いつもの実力を発揮できたのに、

 

緊張しすぎたために

自分自身の力を

発揮できなかった。。。。

 

そんな経験はありませんか?

 

先日、yuotubeで

結婚式の新郎が

普通に歩けない動画を見ました。

 

極度の緊張状態になると

歩くことすら出来なくなります。

 

 

ボンヤリしているだけの状態。

  ↓

それでは、ダメですが、

 

あんまり肩に力が

入り過ぎもダメです。。。

  ↓

私は、たくさん

た~くさん経験しました。

 

 

要するに

緊張状態にならないことを

前提に考えます。

 

 

 

私たちは、ついつい

目の前のことに

こだわりすぎるんですね。

 

その気持ちをグッと抑えて、

 

少し距離をおいて眺める・・・・

 

少し離れた気持ちで考える・・・・

 

 

このほうが

リラックスしやすくなって、

 

「心理的な視野」も

パ~ッと広がるのです。

 

 

 

学習に関して、

具体的に言えば、

次のような状態です。

 

  ↓

「理解できるところ」と

「理解できないところ」を

しっかりと区別が出来ている。

 

その上で

「理解できないところ」を

ムリに「わかろう」とせず

「わからない」ことを

冷静に認識し、焦っていない状態。

 

 

決して

「わからんっ!!!」と

ヤケになったり、

 

ボ~ンヤリと

眺めているだけでは

ありません。

 

 

 

「この部分は、わかっている!」

 

でも

「この部分は、わかっていない!」

 

というように、

お子様を客観的に

俯瞰して見てください。

 

 

決して、わからせようとして

焦ってはいけません。

 

 

 

「覚える」ことや、

「記憶する」ことについても

まったく同じです。

 

 

私たちは、

気合を入れて「わかろう」と

することがあります。

 

さらには、

 

忘れないように

しっかり「覚えよう!」と

ガンバルことも

よくやります。

 

 

しかし、

「覚えよう」として

頑張りすぎることには、

デメリットがあります。

 

 

 

 

 

頑張って覚えようとすると

「思考の範囲」が狭くなります。

 

その結果、なかなか

覚えられません。

 

 

覚えるために必要なのは、

「ガンバリ」ではないのです。

 

覚えるために必要なのは

「繰り返し」です。

 

 

もっと詳しく言うと、

 

リラックスした状態で

繰り返して「思い出す」こと。

 

「繰り返し思い出す」

これが必要な事なのです。

 

 

 

逆説な言い方をすると、

 

覚えるためには、

  ↓

いったん忘れることが

必要不可欠なのです。

 

 

「思い出す」ためには、

  ↓

記憶したい事柄を、

意識の外に出して、

  ↓

一度「忘れる」ことが

必要になります。

 

 

コレ、すなわち

リラックス状態♪

 

 

人間の記憶は、

いきなりクッキリと

保存されるもの

ではないのです。

 

だから、

一度で完璧に覚えることを

させないでください。

 

 

明日のテストで頑張っても、

 

長期的な記憶として

残ることは

ほとんどありません。

 

 

ほとんどの記憶は、

何度も何度も

繰り返しながら

定着していくのです。

 

 

だから、

「よし、覚えたっ!」と

思っても

 

次、見直した時に、

「あれっ、忘れてる!」

という経験も、

大切なプロセスです。

 

 

その時、お子様の記憶は

定着しつつあります。

 

 

決して忘れていることを

責めたりしないでくださいね。

 

 

もしも、お子様が、

まったく覚えていなくても、

 

「この問題見たことがある」

 

これも、記憶のプロセスです!?

 

 

「覚える」

 ↓↑

「忘れる」

 

これを繰り返すこと。

これが大事なことです。

 

 

そのためにも、極端に

がんばって覚えようとしないで、

 

「ぼや~っ」とで

構いませんから、

 

少しずつ覚えることを

繰り返したほうが

 

大きな効果が現れます。

 

 

 

 

緊張して、ムリヤリに

「わかろう」「覚えよう」としない。

 

 

その代わりに、

 

 

理解できるところ

  ↓↑

理解できないところを

 

分ける、区別する。

 

 

覚えているところ

  ↓↑

覚えていないところを

分ける、区別する。

 

 

この意識で

お子様を見守りながら、

 

リラックス状態で

お子様が勉強できるようになると、

 

「理解できるところ」

「覚えているところ」は

 

どんどん増えていきます。

 

 

お子様にとって

自然な学習方法として

定着していきます。

 

その結果、

 

徐々に体系的な

理解もできて、

応用問題が理解できるように

なっていくのです。

 

 

 

無理に

「わかろう」「覚えよう」と

するときのもう一つのデメリット。

 

 

無理に覚えようとすると

個々の知識をバラバラに詰め込みます。

 

常に目の前のことだけに

集中しすぎてしまうので、

知識がバラバラになります。

 

その結果、、、、

いつまでたっても理解が

深まっていきません。

 

 

 

だから、

「いい加減」とも思える

このアプローチが、

実は、とっても効果的。

 

 

「わかろうとしない」気持や

「覚えようとしない」態度が、

 

効率的・効果的に

理解や記憶を進めることに

つながっています。

 

 

しかも、

苦しくてムダなガンバリは

不要ですから、

 

ほんのちょっとした

スキマ時間でも

気楽に勉強できます。

 

お子様は、

疲れることなく勉強を

続けることができます。

 

 

 

追伸

 

 

身体の姿勢や動きは

私たちの意識に

大きな影響を与えます。

 

 

自分の意識を動かそう

と思ったら、

まず、自分の身体に

働きかけること。

 

これは、

とても効果的ですよ。

 

 

 

深呼吸したり、

立って伸びをしたり、

肩を回すこと。

 

なわとび。

腹筋。

スクワット。

腕立て。。。

 

 

緊張して固まっていた意識に

リラックス効果が生まれます。

 

そして、気分も楽になります。

 

 

私たちは、勉強していると、

ついつい前のめりになり、

 

呼吸が浅くなり、そして

視野も狭くなります。

 

だからこそ、自覚して

定期的に

身体を動かしましょう。