清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 24
日々の進歩が感じられない時…!
「わかる」ところに注目しよう。

「繰り返し読んでいます。

 でも、全然わかりません。

 どうしたら良いでしょうか?」

 

このような

ご質問メールを時々

頂くことがあります。

 

 

しかし、私のセッションを

受けているクライアント達は

上記のような質問をしません。

 

 

 

10年数年間のコーチ歴で、

たったの一度もありません。

 

 

 

今回の内容は

あなたが、お子様を指導する場合と

考えてもらえばいいと思います。

 

そして、

 

お子様に

アドバイスを求められたときには

下記、コーチングのトークで

お話してみてください。

 

お子様が

「まったくわからない」

と言ってきたとき、

次のような質問をします。

 

 ↓

「本当に、全然わからない?

 少しでも分かるところはある?」

 

 

そうすると、、、

お子様は少しだけでも

理解できていることに

気づきます。

 

そして、ボソリと控え目に

言うと思います。

 

「少しだったら……」

 

そうなんですよ!

 

 

 

小学生でも、

 

中学生でも、

 

高校生でも、

 

どのような人であっても、

 

どんな学習状況であっても

必ず、

分かっているところがあります。

 

 

それは、

ほんの少しかもしれません。

 

でも、理解できている部分が

絶対に存在します。

 

 

 

しかし、意識の中では、

 

「全然わかりません」という

発言になっているんです。

 

 

せっかく分かっている

ところがあるのに、

 

その事実を歪曲して、

 ↓

「わからないこと」にして

しまっているのです。

 

 

そうして、自分から

「わからない迷路」に

突入しているんです。

 

 

 

注意しないと

このような心理状態に

私たちは、よく陥ります。

 

 

「全然できませんでした」

 

 

「まったく分りませんでした」

 

 

「まったく時間がありませんでした」

 

などなど。

 

 

 

これは、心理学では

「一般化」と呼ばれる

言葉の使い方です。

 

 

非常に限定された経験なのに、

 

まるで、それが

「すべて」であるかのように

感じてしまいます。

 

 

そして、その気持ちを

「一般化」した言葉に

表現するのです。

 

 

 

なぜ、このように

「まったく○○ができない!」と

言ってしまうのでしょうか?

 

 

独学で勉強している人たちは

「一般化」と呼ばれる

心理に陥ります。

 

 

そして、「・・・できない」が

口ぐせになります。

 

それも、本人さえも、

気づかないうちに

 

せっかくあった「やる気」も

いつの間にか消えてしまって、

 

心のなかで「・・・できない」と

呟き続けているんです。

 

 

その言葉を信じた

お父さんお母さんも

不安になっていきます。

 

 

 

試験に合格する

イメージも持てません。

 

 

 

なぜ、このような意識に

なってしまうのでしょうか?

 

 

その理由は、

 

「一般化」したほうが

脳の情報処理量が減ります。

 

 ↓

処理量が減ると

脳の負担が大幅に減少します。

 

 ↓

そうすると、気分的に

ラクになります。

 

 ↓

その結果、ついつい

「一般化」してしまうのです。

 

 

 

一次的な気休めとして

ラクをしたいのは、

誰でも同じです。

 

しかし、ラクする

言いわけによって、

 

せっかく、時間もお金もかけて

「わかってたところ」を

 

みんなは

捨ててしまうのです。

 

 

 

あるお子様は、言いました。

 

「先生のコーチングと

 出会っていなかったら

 何年勉強しても

 合格できなかったと思います。」

 

 

また、別のお子様は

 

「ほんの1年で、楽しく

 余裕をもって合格できたのですが、

 

 先生に もっと早く出会っていたら ・・・

 不安な時間も減らせました。」

 

 

これらの先輩たちは

自分たちと同じ苦しみを

味わってほしくない。

といいます。

 

また、これらの先輩たちは、

次のように伝えて下さい

とも言っています。

 ↓

小学生でコーチングに

出会えたのだから

 

中学生や高校生になっても、

定期的にコーチングを続けて

大きな夢をかなえてください。

 

絶対にソンしないから。。。。。

 

 

 

では、このあたりで

勉強のアプローチに

戻りましょうね。

 

コーチングでも大事なことは、

常に、具体的に考えること。

 

 

「わかるところ」と

「わからないところ」を

 

しっかりと

区別しながら進めることです。

 

 

 

「ここはわかるっ!」

 

「ここはわからないなぁ…」と

 

心の中で

分別するような意識で

読んでいきましょう。

 

 

 

そうすると、

ムリに「わかろう」として

 

泥沼に

はまり込むことも

なくなります。

 

 

快適にテキストや問題集を

読み進めることができます。

 

 

「わかるところ」を

何回も何回も

繰り返すことができます。

 

「わかるところ」が

シッカリと

定着化していきます。

 

 

 

お子様のの関心は、

その周りに広がっています。

 

 

興味をもって

学習を拡大するための

余裕も生まれます。

 

 

そうすると、

 

「分かる」言葉や文章が

ますます加速して

増えてゆくのです。

 

 

 

私たち人間は

「わからないところ」に

意識が集中してしまいます。

 

「わかろう」として、

ガンバってしまうのです。

 

 

このエネルギーを

「わかるところ」に

フォーカスするんです。

 

 

もちろん、

「わからないところ」も

完全に無視するのではなく、

 

「ここはわからない部分」

としてマークしておきます。

 

 

 

このようにして、

「わかるところ」に

フォーカスすれば

 

テキストや問題集を

ラクに読むことができます

 

 

繰り返しも

スムーズになります。

 

 

今までわかっていたところが

さらに、よくわかって

心に余裕が生まれます。

 

 

そして、お子様の

「わからない部分」

の中に埋もれていた

 

「わかるところ」が

ドンドン浮上してきます。

 

 

 

勉強していて

「ああ~、全然わからない~!」

という状態になっていたら、

 

 

「ほんの少しでも、

 わかるところはどこ?」

 

このように、

お子様に質問をしてみましょう。

 

 

 

 

このアプローチは、

試験本番でも有効です。

 

 

入試問題を見て

「ああ~、全然わからん~!」

という気持ちになったときは、

次のように言うように

お子様に伝えてください。

 

 

「深呼吸をして

 ほんの少しでも、今の自分に

 わかるところはなんだろう?

 分かるところと

 分らないところを

 区別しながら、

 解ける問題に集中する」

 

これができれば、

気分がラクになり、

 

実力を発揮できるようになります。

 

 

 

 

「100回繰り返しましたが、

 全然わかりません」

  ↑

こう言った人がいます。

 

 

でも、すでにお話した通りです。

 

「全然」わからないことは

ありえないんです。

 

 

「ほんの少し」だけ

分かったことが

お子様に必ずあります。

 

 

分かったことを

100回重ねれば、

 

わかるようになったことは、

大量になります。

 

 

高度な専門書でも、

英語の図鑑でも、

 

Tal Ben-Shaharでも、

J・モーティマー・アドラーでも

大丈夫。

 

しっかりと読みこなせます。

 

 

ゼロ金利であれば

いくら貯金しても

まったく殖えません。

 

 

でも、

ほんの少しでも

利息が追加されるのであれば、

 

預金/受取利息

 

として積み重なります。

 

 

利息が利息を生んで

「複利」で

大きく殖えるのです。

 

 

学習も「複利」で

スピードアップします。

これを、教育の分野では

加速学習と呼んでいます。

 

 

私のクライアントたちは

全員が、この学習の加速を

実感してくれています。