清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 26
「内容」より「構造」をとらえる。
だから、接続語に注目する。

ほんの少しでも

 わかるところは・・・?

 

 そんなこと言われても

 やっぱり難しいです・・・」

 

その気持ちは、とても

よく分かります。

 

特に国語の場合は

何がわかったのか

何がわからないのか

はっきしりません。

 

 

そこで、今回は

もっと基本的な

読み方(技術)を

ご紹介しましょう。

 

 

もちろん、この読み方は

大学入試でも、普通の読書でも

活用することができます。

 

 

その読み方とは、

「内容」を読むのではなく

「構造」を読むという方法です。

 

「構造」というと

難しく聞こえるかもしれませんね。

 

 

でも、

「ふくしま国語」のように

技術を覚えれば、

小学生もできます。

 

 

しかも、この方法は

英語の読解問題でも

活用できるんですよ。

 

 

だから、

中学に入る前に

身につけておけば、

それだけで、

ライバルと差をつけられます。

 

 

 

お子様が、

読解問題に取り組んでいて、

本文の内容が

わかりにくそうなとき、

また、わかっていないとき、

 

 

お子様に次のように、

声を掛けてください。

 

「どこでで文章の流れが

 変わるのかなぁ?」

 

「このあたりで、文章が

 いったん区切れるのかなぁ?」

 

「段落や接続語に

 注目してみようか?」

 

 

こんな風に、

問いかけるよう、

 

言ってあげてください。

 

これでも難しいかも

わかりません。

 

 

でも・・・・・・

 

「!!!!!」

お子様に

出来ることが

一つ増えます。

 

そうです、

「構造を読む」という

ことが出来るようになるのです。

 

それでは、

少し具体的にお話します。

 

第一段階

読解に大切な接続語に〇をつける。

(接続語の役割を覚えてから)

 

 

「構造」を読み取るのに

役立つのが接続語です。

 

 

「なぜなら」→理由がくる

 

「しかし」→逆のことを言ってくる

 (筆者の主張がくることも多い)

 

などに注目することが

「構造」を見抜ということです。

 

 

このような言葉を

○で囲みます。

 

 

内容はともかく、

文章の流れだけ、

つかんでしまうのです。

 

 

そのほかの接続語として、

 

「たとえば」とか

「要するに」といった言葉も、

 

文章の「構造」を

読み取るのに役立ちます。

 

 

「たとえば」であれば、

その前に、

主張が書いてあり、

次に、

その具体例。

 

 

「要するに」であれば、

その後に、たいてい

「まとめの文章」が

書かれています。

 

 

これだけでも、

次に何が書かれているか

想像しながら読めるので

内容つかみやすくなってきます。

 

 

こういった構造は

わたしたち大人は、

無意識に読んでいます。

 

 

構造を捉えて読む、

という方法を

学校では教わらないので

意識のしようがありません。

 

 

でも、それを

意識的に行えば

どうなると思いますか?

 

 

「♪♪♪♪♪♪♪♪」

 

そうですよね~♪

 

 

大きな「構造」

は読めるようになります。

 

読めた気分になるし、

前進できます。

 

 

どんな文章でも

立ち止まることなく、

読み進められるようになります。。

 

 

初めは、内容までは、

深く理解出来なくても、

文章の構造だけでも

つかんでいれば、

 ↓

読める部分が見つかります。

 ↓

そうすれば、

内容に意識を向けられる

ようになってきます。

 

 

構造を読むということを

知らなければ、

内容と、構造を

同時に読んでしまいます。

 

だから、

・内容が難しい文章、

・構造が難しい文章、

 

また、

・試験会場で緊張している時

・体調がすぐれない時

 

まったくわからなくなり、

ストップしてしまいます。

 

 

でも、

「構造から読み取る」

ことを知っていれば

前に進むことが出来ます。

 

 

大事なことは、、、、

 

問題文を読むことを

ストップさせないこと。

 

たんにボンヤリと

読むのではなく、

 

少しでもわかるところ

を見つけること。

 

そのために、

文章の構造から

把握するのです。

 

そのために、

内容がわからないときは

構造を読むという行動を繰り返し、

身体に染み込ませのです。

 

 

 

文章の「構造」が

ハッキリとわかるようになれば、

 

 

第二段階

つぎは、大切だなと、

思う文に注目します。

 

その文を要約するのです。

 

要約ってむつかしそう、

そう思われるときは、

 

文を「文節に区切ること」

から始めましょう。

 

コツは

「~ね」で区切っていくことです。

 

例えば、

「私は、昨日学校で野球をしました。」

という文を文節に区切ると、

「私は(ね)、昨日(ね)学校で(ね)

 野球を(ね)しました(よ)。」

という感じで読みながら

線で区切っていくのです。

「私は/昨日/学校で/野球を/しました。」

そして、

「述語」をみつけます、

そして

「主語」をみつける。

 

というよに、

段階的に練習すれば出来るようになります。

 

 

「わざわざ書き込まなくても……」

と言う人もいます。

 

 

でも、線を引くことで、

ほんの少しでも脳の負担が減ります。

 

それが、要約するための

「余裕」を生みます。

 

 

これだけでも、少し

読むのが楽になります。

 

 

内容がわからなくても

文章の「構造」に着目しましょう。

 

次に、一つの文を要約しましょう。

 

 

 

まずは、日本語を

読めるようになることです!

 

お子様が受ける試験は、

すべて日本語で

問題文が書かれています。

 

 

その日本語が

ちゃんと読めなければ

話しになりませんよね。

 

 

「日本語だから大丈夫~」

 と言うお子様は多いです。

 

そこで、私は、

子供たちに質問します。

 

「国語」の試験、

カンタンにとける~?

 

 

大抵の答えは

「……」。

 

それが現実で、

子供たちに責任はなく、

仕方のないことなのです。

 

なぜなら、

学校で読み方を教えてくれる

先生はどこにもいません。

 

 

だから、いつまでたっても

国語はセンスだから、

問題を沢山する、という

曖昧な教科になってしまうのです。

 

そうならないために

読み方を学ぶことが

必要なのです。

 

話が国語の教科になってしまいそうなので

話を戻します。

 

「構造」を読み取るために

私は「ふくしま国語」を

おススメしています。

 

大切な接続語と役割を教えてくれます、

その接続語を覚えるのです。

 

その接続語に〇を付けるのです。

 

どうですか?

具体的な技術になっていませんか?

 

 

・文の流れを意識する、

・要点を押さえる

 初めはだいたいで構いません。

 

この2点に注目して下さい。

 

 

その練習としては

教科書の説明文が

いいでしょう。

 

 

少し慣れてきたら

過去問題の文章を

読んでいきましょう。

 

 

これを、試験当日までの

習慣として続けられるようになれば

入試で緊張しても、

行動できるようになります。