清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 28
一瞬で判断出来るまで「常識化」。
正答スピードを極限までアップ!

問題集やテキストを

絞り込んで、

徹底的に繰り返すこと。

 

限られた時間を

有効活用した受験勉強を

お勧めしてきました。

 

 

取り組む量を少なくしたからといって

勉強が楽になるわけではありません。

 

その限られた範囲を

徹底的に「マスターする」ことが

私たちの目的だからです。

 

 

「マスターする」というのは、

 

「完全に自分のものにする」

ということです。

 

 

たとえば、択一式の過去問。

その問題を見た瞬間に

 

「!!!」

 

「答えは、○○!」

 

このように

即答できるレベルまで

トレーニングすること。

 

もちろん、丸覚えではありません。

 

「常識化」すること。

 

 

このときに

「え~と・・・」と

 

迷っていては

お話になりません。

 

 

「う~ん。どうだっけ?」と

 

考えているようでは

 

おこさまは、まだ

戦う準備が、十分には

できていないのです。

 

 

 

 

たとえば、

「お酒を飲めるのは

 20歳以上である」

 

という文章を読めば、

 

 

見た瞬間に

「〇!」と

思いますよね。

 

 

このレベルにまで、

試験で問われている知識を

常識化していきましょう。

 

 

そのためには、

単に「わかった」という

レベルでは、

絶対にダメです。

 

 

「わかった!」という

レベルから、さらに

徹底的に繰り返して、

 

 

「頭で考えるレベル」

というよりも

 

「身体で反応できるレベル」

にまで身体に染み込ませます。

 

 

クルマの運転に

たとえてみましょう。

 

教習所で、練習を

始めたばかりのころは、

 

ブレーキを踏む、、、

 

アクセルを踏む、、、

 

これは「どっちだっけ?」

 

という風に、誰でも

考えて運転しています。

 

 

さらに、初めのうちは

ミラーを見ることや、

 

ギアを入れ替えるなども

 

1つ1つ考えて

私は、ぎこちなく

やっていました。

 

 

その当時には、

一緒に車に乗っている

誰かと話しながら

運転するなんて

想像もできませんでした。

 

 

クルマの運転操作だけで、

頭が、フル回転。

気持ちも目一杯でした。

 

 

そんな私でも

練習を重ねていくと、

すこしずつ運転が

スムーズになってゆきました。

 

アレコレと頭で考えなくても、

身体が、反射的に動いてくれます。

 

そして、すべての動作が

安全にできるようになりました。

 

 

こうなって初めて、

とっさのときにも

安全に対処することが

できるのです。

 

 

試験で要求される問題。

この知識に対する反応も、

同じように

トレーニングによって

高速化してゆきます。

 

 

もちろん、いきなり

難しいテーマには

挑戦しません。

 

 

細かい知識に対しても

スピードトレーニングは

むずかしいでしょう。

 

 

だからこそ、まず、

基本的な概念や

重要な知識を

徹底的に常識化します。

 

 

目に、頭に、

そして、身体に

染み込ませましょう。

 

 

基本的な概念、知識が

いつでも、反射的に

思い出せるようになること。

 

 

複雑な問題も、

基本的な事項を

組み合わせたものです。

 

 

ですから、基本事項が

マスターできれば、

応用問題も

だんだんと楽になります。

 

 

そして、

反応スピードも

アップしてゆきます。

 

 

クルマの運転にしても、

ブレーキ操作や

アクセル操作、

 

 

ハンドルの感覚などが

身についていけば、

 

さらに進んで

複雑な操作が可能になります。

 

 

最初は頭の中で、

あれこれ考えていた、

複雑な状況での運転も、

 

基本操作を繰り返すことで

瞬間的な反応が

できるようになります。

 

 

「常識化」のためには、

 

従来の勉強のように

「わかった」

「わからない」を

基準にしてはダメです。

 

 

「正解だった」

「間違いだった」を

基準に勉強しても

合格に到達できません。

 

 

そのような「低レベル」に

止まらないで下さい。

 

 

もっと先があることを

お父さんお母さんは

知っていてください。

 

 

お子様が試験に合格するために

大切なことは、

 

「わかった!」「できる!」と

判断できるまでの時間を

チェックすること。

 

瞬間的な判断スピードが

アップするような勉強です。

 

要するに、

問題を見た瞬間に

鉛筆が動き出すまで

スピードアップが必要です。

 

 

トレーニングのターゲットは、

「正答率」ではなく

「正答スピード」。

 

知識に対する

「反応スピード」です。

 

 

このスピードアップによって、

 

複雑な概念を理解する

余裕が生まれます。

 

難解な知識の

記憶定着が進みます。

 

その結果、

プレッシャーいっぱいの

試験本番でも

実力を発揮できるのです。

 

 

 

 

お子様の

「知識」も

「行動」によって表現されます。

 

 

だから、すぐ「行動」出来ているかを

チェックすればよいのです。

 

 

 

「行動」に焦点を当てる

「行動分析学」が、最近、

注目を集めています。

 

 

性格や態度、心といった

あいまいなものを

判断の基準にしない立場です。

 

 

「行動分析学」では

目に見える具体的な

「行動」を観察します。

 

そして、「行動」の増減に

アプローチします。

 

 

行動分析学では

「知識も行動である」

と考えます。

 

何かの知識がある

ということも、

 

それを説明することができる

「行動」が伴って

初めて確認できます。

 

 

お子様が、日々勉強して

懸命に獲得している知識。

 

その知識も、本番の試験で

アウトプットできて初めて

 

「お子様は知識がある」と

判断されるのです。

 

 

アウトプット・トレーニング。

この重要性に気づいて

いただけましたね。