清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 35
記憶術は強力、だからこそ要注意。
試験直前よりもスタート時に使う。

「たった1日で、
 テキスト100ページを
 まるごと記憶できる!」
 
  ↓
 
こんな記憶術の宣伝文句には
フラフラと心を揺さぶられまね。
 
大切な試験が近づいているのに
なかなか勉強がはかどらなくて
あせっているときには、
とっても魅力的に感じます。
 
「そんな方法があるなら
 やってみようかな……」と、
 
書店で、記憶術の本を
手に取ってみる。
 
そのままレジに直行。
そして、購入。
 
 
家に帰って、ワクワクしながら
本に書いてあることを試す。
 
言葉をイメージに変換して
覚えてみる。すると・・・!
 
イメージに変換した言葉は、
しっかりと
強烈に記憶できる!
 
 
「よしっ、これで
 ラクラク合格だ~!!」
 
 
こんな経験をしたこと、、、
ありませんか?
 
 
実は、浪人生の頃の
私の姿です……。
(苦笑)
 
 
「記憶術」は、確かに
パワフルですよ。
20個くらいの単語なら
スグに覚えることができます。
 
やみくもにキーワードを
記憶することも、
スムーズにできます。
 
でも、、、、
 
 
この「記憶術」も、
その使い方を間違えると、
学習効率が悪くなります。
 
その結果、スムーズに
記憶できないことにも
なってしまうのです。
 
 
たとえば、塾などでの
「小テスト」であれば、
覚えるべきものは、
多くても50個程度でしょう。
 
これなら「ラク勝」です。
 
 
しかしながら、
 
お子様が、これから
チャレンジする中学入試は、
丸暗記だけで
合格できるような
ものではありません。
 
 
大学入試でも、
国家試験でも、同じです。
 
合格するために
覚えなければいけない知識は、
もっともっと膨大です。
 
 
志望校の傾向に
絞り切っても
そこそこの量があります。
 
 
中学や高校の定期試験と比べれば、
その何十倍といった量です。
 
 
小手先の「記憶術」を使って、
断片的な知識を増やすだけでは
まったく追いつきません。
 
また、残念なことに
いくら時間をかけて、
大量に丸暗記しても、
 
 
「記憶術」だけでは、
中学入試、特に難関中学の合格は
非常に難しいんです。
 
ハッキリ言います。
小手先の「記憶術」だけでは、
難関中学合格は
ムリです。
 
 
私自身は、記憶術の
キャッチコピーに
フラフラと
引き寄せられました。
 
それで、効果的な使い方を
知らないままに
マル暗記しました。
 
 
そして、
何度も失敗しました。
 
 
それでは、現在、
私は「記憶術」を
使っていないか…
 
というと、
 
いいえ、私は、
「記憶術」を
使って・い・ま・す!
 
 
今のところ、私のとっては
もっとも効率的な方法です。
 
 
しかも、
受験勉強に限りません。
 
 
専門知識を増やすにも、
非常に効果的な
記憶術の使い方です。
 
 
それって、興味ありますか?
 
 
「!!!!」
 
 
やり方も、説明も
めっちゃカンタンです。
 
 
「♪♪♪♪♪♪」
 
 
それは、「目次」を
覚えることです。
 
 
「・・・。。。...」
 
 
以前も話しましたね!
 
まあまあ、そんなに
ガッカリしないで~♪
 
 
「だって……あんまりにも
 カンタンすぎて……」
 
 
 
中学受験の勉強も同じです。
 
でも、誰もしていません。
 
 
では、お伝えしましょう
 
あなたが合格するために、
問題をまるごと
記憶する必要があるとき、
 
 
まず、やるべきことは!
 ↓
問題集を買ったその日に、
「目次」を全部
「記憶術」で暗記すること!
 
 
------------------------
「記憶術を」活用して
スムーズに合格するための
3つのポイント
------------------------
 
 
<1>
記憶する量を絞り込むこと。
 
目次の「章タイトル」などに
限定することで、
記憶術を効果的に使えます。
 
 
 
<2>
問題集を買った
まさに、その日に、
目次を記憶すること。
 
 
 
今までの勉強では、
与えられた問題の内容を
単元をわからないまま、
無理やり理解する
 
  ↓
 
そして記憶する。
 
 
記憶するということを
最後に持ってきました。
 
 
しかし、これからは
記憶術を試験勉強の
最初の段階で活用することが
ポイントです。
 
 
これによって、
理解していなくても
知っている、ことが増え
新しい問題集が
すごく身近なものになります。
 
そして、勉強を
大いに加速できます。
 
 
全く知らない土地で
近所の顔見知りのおじさんを
見かけた時
身近に感じませんか?
 
 
 
 
<3>
ラクラクと繰り返し、
理解を助ける手段として
記憶術を使うこと。
 
 
記憶術は、
「1回で記憶する方法」
として紹介されています。
 
そして、記憶する前提として
内容を理解していることが
求められていました。
 
 
しかしながら、
新しい分野では、
記憶することよりも
理解することのほうが
はるかに大変です。
 
 
 
確実に理解するためには、
 
その内容の言葉や文章に
なじんでおくと
とても効果的です。
 
ですから、
しっかりと理解するために
記憶術を使うのです。
 
 
つまり、
理解してから
記憶するのではなく、
 
 ↓
記憶してから
理解すると
とってもスムーズに
学習が進みます。
 
 
そうして、最終的には、
培った「理解力」で
「記憶」もガッチリと
定着させるのです。
 
 
理解が先か
記憶が先か
 
もうわかりましたね、
 
答えは
記憶です。
 
 
 
何千年もの間、
記憶術の基本は
ほとんど変わっていない
言われています。
 
記憶術の起源は
今から二千年以上前。
 
古代ギリシアに
さかのぼるそうです。
 
 
当時の古代ギリシャでは、
雄弁術がさかんでした。
 
そして、
スピーチの内容を覚えるのに
記憶術が用いられていました。
 
 
その記憶術の原理は
イメージと場所。
 
 
覚えたい項目を
「イメージ化」して、
 
それを、
「場所」に結びつけます。
 
 
記憶術のアプローチは
二千年たった今も、
基本的には、
全く同じなんですよ。