清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師
本校 〒599-0301 大阪府泉南郡岬町淡輪5746-45
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定休日：日曜・祝日
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合格するための勉強法
POINT 38 やることがハッキリすれば、着実に実行できる。 何をするか明確に決めよう！
試験日が迫ってくると
親御様から
次のようなメールを
頂くことがあります。
「なかなか勉強しないんです……」
「スイッチが入らないんです」
そんな時、私は
一つの質問をします。
「お子様は何を勉強すればよいか
わかっていますか？」
この質問に、みなさんが
即答できたと思いますか？
「もしかしたら、
答えられない・・・？」
はい！ その通りです。
お悩みの人たち全員が、
答られませんでした。
「えーと……」
とか、
「〇〇かなぁ……」
お子様が
「なかなか勉強できない。」
「スイッチが入らない。」
この原因は、お子様に
「やる気がないから」
ではありません。
また、
「勉強がきらい」
でもありません。
とっても単純な理由です。
どんな理由だと思いますか？
「・・・...」
その理由って、
本当にシンプルですよ。
「う～ん、……」
お子様は、何をするかを
ハッキリわかっていないのです。
「そうか！！！」
これは勉強にかぎらず
よくあることですよね。
あなたも、
仕事やプライベートでの
経験を振り返ってみてください。
始めようと思っていたけれど、
なかなか始められないことって
今までに、
ありませんでしたか？
「あ・り・ま・す」
私も、同じです（苦笑）。
そこで、一つワークをしてみましょう。
あなたが今、しないといけないことを
思い浮かべてみてください。
「あなたが、今すぐ それを始めるとしたら、
まず最初に、 何をしますか？」
「う～ん。。。」
具体的な行動が、
即座に思い浮かばなかった
かも知れませんね。
もしかすると、あなたも
具体的な行動を考えるのが
面倒くさく感じたかもしれません。
この「面倒くさい」という
気持ちを脇に置きましょう。
そして、最初に行う
具体的な行動を考えてみるんです。
落ち着いて考えてみると、
最初に行う行動は、
「とても簡単なもの」では
ありませんでしたか？
今のあなたにとって、
「即座にできるもの」
だったのでは？
たとえば、
〇〇に行く、とか
〇〇さんに電話する、とか
「なるほど、
そう言われてみれば・・・」
いい感じになってきましたね。
まず取り組むことが、
見え始めましたね。
「はい！ 見え始めました」
では、次の質問です。
あなたは、それを、
「いつ」やりますか？
「まあ、そのうち・・・」
なんて言わないで下さいね。
「えーと…」と先延ばし
したくなるかもしれません。
その気持ちは
お子様も同じなのです。
やらないといけないことは
わかっている「けど」です。
でも、小さな一歩を踏み出すだけで
次の行動に移っていくことがあります。
だから、その小さな一歩を
少しだけ踏み出してください。
もうわかりましたね。
「え？ 何を？」
お子様が
「なかなか始められない」と
悩むことの大きな原因は、
最初に行う行動が
ハッキリしていないこと
なのです。
「え？ それだけですか？」
はい、最初の行動を
明確にすれば、
あとは、それを
「やるか・やらないか」
それだけです。
塾の先生は
それを指示してくれません。
まして、
お子様がそれを自分で決めることは
絶対できないと思ってください。
だから、私たちプロコーチは
行動を明確にして指示するのです。
そのようなコーチがいない時は、
あなたが指示を出してあげる、
わからなければ
あなたが塾の先生に聞く、
という行動をしてください。
もしイメージした行動が
とても大きなものであれば、
さらに細かく分けます。
そして、
「これならカンタンにできるっ！」
という程度まで細分化します。
もっと具体的に言うなら、
30秒で完了するほどに
シンプルな行動に、
細分化します。
「30秒で何をするのですか？」
と、思われますよね。
大勢の方々が、
そのように
おっしゃいました。
実際にやってみました。
そして、意外なほどに
「そんなに簡単」なもの
なのでした！！（笑）
今まで一緒に
考えてきましたように、
私たちは、
「何で勉強しないの？」と
悩んでいると言いながら、
お子様が
最初に行う具体的な行動を
ハッキリさせていませんでした。
この点を、ご家族だけで
突破するのは
非常に難しいものです。
ところが、
小学生から社会人まで
私のクライアントたちは
ラクラクと前進してゆきます。
なぜなら、学習において
スタート時点では、
才能は、
ほとんど関係しません。
単に
「やるか・やらないか」
だけの問題だからです。
しかも、受験勉強は
「めざす状態」が
ハッキリと決まっています。
やることは
とても明確ですし、
とてもシンプルです。
択一式・記述式・論述式…、
めざす試験のレベルに
違いはあります。
しかし、やるべきことは、
すべての試験において
共通です。
１
過去問やテキストを読むこと、
２
そして、それらの問題を
思い出すことです。
もしあなたのお子様が
「なかなか勉強を始めない…」
と悩んでいるなら、
具体的な行動を、
徹底的にリストアップして下さい。
30秒で完了できるぐらいに
シンプルな行動に
細分化して下さい。
お子様が指示されれば、
ただちに達成できるくらいに
簡単な行動目標を作ります。
簡単な行動例は
文末に記載しておきます。
「ＧＴＤ」って
聞いたことがあります？
次にやるべき行動を
明確にしておくこと。
デビッド・アレン氏が提唱する
「ＧＴＤ（Getting Things Done）」
の基本です。
Ｇ：Getting
Ｔ：Things
Ｄ：Done）
ＧＴＤと呼ばれる
この仕事術では、
やることの徹底的な
リストアップを行います。
これによって迷いなく、
そして
すぐに行動に
取りかかることができます。
私のスタディーコーチングでは、
クライアントたちが
「やる対象」も
「やる行動」も
極めてクリアにしています。
「ＧＴＤ」的コーチングによる
勉強を行っているから、
みんな立ち止まることなく
どんどん前進しているんです。
30秒行動例
・机に座る（10秒)
・問題集を取り出す（10秒)
・〇ページを開ける（5秒）
・問題文を読む（30秒）
などです。
では、あなたが今すること、
・紙とペンを準備する
です。
簡単でしょう(笑)