清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 39
「危険」きれいなノートづくり

問題集やテキストの
読み方ばかりを、
説明してきました。
 
そこで、あなたは
疑問に思ったかもしれません。
  ↓
 
「ノートの作り方は
 どうするんだろう?」
 
 
私のセッションを
受けている方には
 
かなり特殊なノートの
活用法を指導しています。
 
 
でも、私は、基本的に
テキストや問題集などを
きれいにまとめる
「サブノート」は
おススメしていません。
 
 
「きれいにまとめると
 学校では、ほめられました。
 どうして、サブノートは
 ダメなんですか?」
 
 
その理由は・・・
二度手間だからです。
 
 
試験勉強のノートで
よく見かけるのが、
「サブノート」ですね。
 
 
お子様が、中学生なら
それも構いません。
 
今は、学校から配られる
プリントをノートに
貼りつけたりしていますよね。
 
ノートの書き方を
練習して覚える時期だし、
 
学校の先生への提出物として
内申点にも関係してきます。
 
 
でも、
中学受験や
難関大学の入学試験を
目指す人たちとなると
話は、まったく違います。
 
 
テキストや問題集などを
自分なりに
まとめるということは…、
 
すでに
印刷されているものを
書き写すわけです。
 
二度手間です。
 
時間と労力とを
大量に消費します。
 
 
仮に、作ったとして、
お子様は、そのノートを
何回、読むと思いますか?
 
 
「2回~3回くらい」
 
 
ノート作成には、
ものすごい時間を
かけてしまいます。
 
そのノートづくりだけで
高得点をゲットできるでしょうか?
 
 
ノートは見ずに
他の問題集で
勉強しているのでは
ありませんか?
 
 
時間が足りないと
感じてしまいます。
 
 
同じ時間を使っても、
はるかに勉強効率を
アップする方法があります。
 
知りたくありませんか?
 
 
「ぜひ!!」
 
それは、サブノートを
最小限にすること。
 
丁寧に書き写す時間を
大幅に節約します。
 
そして、
この時間を使って
 
テキストや問題集を読み、
その内容を何度も何度も
思い出すことです。
 
 
テキストや問題集を
ノートだと思いましょう。
 
私のクライアントさんなら、
ある程度、速読のスキルを
育てています。
 
 
すでにテキストなどに
印刷されているものを
「なぞり読み」などで
活用することもできます。
 
 
ですから、必要な個所だけ
ドンドン読み込んで
ゆけばいいのです。
 
 
情報が不足しているなら、
問題集やテキストに
直接、書き込みましょう。
 
 
大事なところは
ペンで囲みます。
 
余白に大きな文字で
書き足すのもOK!
 
 
私たちは、学校の授業で
ノートを取ることを
教わりました。
 
先生が黒板に書いたものを
書き写す練習から
始めたと思います。
 
だから、綺麗なノートを
作ることが大切だと
思い込んでいます。
 
 
分量が多くて
テキストや問題集に
書ききれない場合は、
ノートを作ります。
 
そして、そのノートを
問題集やテキストに
挟み込んでいきましょう。
 
 
ご存じかもしれませんが、
『東大合格生のノートはかならず美しい』
(太田あや、文藝春秋)という本が
ベストセラーになりました。
 
そこでは、
非常にきれいに整理された
ノートの実例が
紹介されていました。
 
あのように
きれいなノートは、
授業を聞いた瞬間に
 
「パッ!」と
理解できる人でないと
なかなか書けません。
 
 
私を含めて、
ノートづくりが苦手な人が、
きれいなノートにこだわると…、
  ↓
 
「わかろう」として
じっくり読みます。
 
間違いなく、学習の
前進がストップします。
 
たとえ、ムリして
きれいなノートが書けても、
読み直す時間がありません。
 
結局、受験のときには
大切な情報が、ほとんど
頭に残っていない…
 
 
このような結果に
なりかねません。
 
 
なぜって、私自身が
きれいなノート作りに
こだわった結果、
受験に失敗してきたからです。
 
 
だから、自信を持って
あなたにお伝えできます。
  ↓
 
----------------------------
きれいなノート作りには
こだわらないで下さい。
----------------------------
 
 
今一度、確認しましょう。
 
お子様が試験勉強する
目的は何ですか?
 
 
きれいなノートを作ること?
それは、手段であって、
目的ではない・・・でしょ?
 
 
今さら、言うまでもなく、
あなたとお子様の目的は、
志望校の合格です。
 
そして、そこから進んで
豊かな人生を作り上げること。
 
・・・だと思うのですが、
いかがですか?
 
 
「そうですっ♪」
 
 
 
そのために、今
お子様がやるべきことは、
  ↓
択一式のテストなら、
過去問での知識を見た瞬間に、
 
「そんなの常識っ!」と
 
即座に反応できること。
 
繰り返し学習を徹底して
このレベルまで、知識を
「常識化」することです。
 
 
記述式・論述式のテストなら
テキストが手元になくても、
 
その内容を思い出して、
答案用紙に
書き出せることです。
 
このときも、
繰り返し学習を徹底して
知識を「常識化」します。
 
 
そして、
夢に向かって前進する・・・。
 
 
このために、
きれいなノートづくりは
あまり役に立ちません。
 
なぜなら、
ノートづくりには、
大量の時間を使うからです。
 
 
あえて申し上げますが、
 
きれいなノートづくりは
非常に「危険」です。
 
なぜなら、ほとんどの人が
きれいなノートを作って
「勉強した気分」になります。
 
 
実際には、ゴールに向かって
一歩も進んでいないのに
 
間違った「充実感」を味わいます。
 
 
学習塾で、たくさんの
プリントをおしつけられても
成績の伸びない生徒たち。
 
「どうせ、ボクなんかダメ・・・」と
無気力になってしまいます。
 
 
 
どんな試験でも
合格するために必要なのは
 
  ↓
記憶、理解
 
  ↓
記憶して、
理解を深めるために必要なのは
 
  ↓
「繰り返し」
 
 
きれいなノートを
丁寧に書く
 
  ↓
莫大な時間を消費
 
  ↓
「繰り返し」回数が減少
 
  ↓
合格からドンドン遠ざかる
 
 
きれいなノート作りで
自己満足している時間は、
すべて、
「繰り返し」に使いましょう。
 
徹底して、教材を読み、
そして、大量に
「思い出す」ことに
時間を投入して下さいね。
 
 
きれいなノートを作らなくても
大丈夫です。
お子様は試験に
合格できます!