清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 41
「段取り時間」は「学習時間」ではありません。
徹底して減らしましょう。

どうですか?
勉強時間をしっかりと
確保していますか?
 
 
「ボクは、1日に
 2時間勉強しています!」
 
 
「朝30分、夜30分
 ワタシは、勉強しています」
 
 
おお~、みなさん
すばらしいですね♪
 
 
 
このように、
1日の中で
まとまった時間、
勉強するのは大切です。
 
勉強を、日々の
習慣にするのもは、
すばらしいことです。
 
中学生になるまでに
勉強習慣がついていると
将来の宝になります。
 
 
ただし、
「1日○時間、□□分」
といった勉強時間は、
 
実質的には、あまり
勉強していない
可能性があります。
 
そんな時は、
よ~くチェックしてみてください。
 
お子様が〇〇時間勉強した~
と言うのも本当です。
 
しかし、
勉強を始めるまでに、
準備する時間が
含まれている。
 
机に座ったけど、
あれこれ別のことをしている。
ぼ~っと問題をながめている。
 
 
一度、お子様の
「勉強時間」を詳しく
観察してみてください。
 
 
実際に、何をやっているかを
記録してみましょう。
 
 
そうすると意外にも
勉強している時間が
少ないことがあります。
 
 
具体的に言えば、
問題集を読む時間が
「1日に2時間」
ではないときがあります。
 
テキストや問題集の内容を
思い出す時間が
「朝30分、夜30分」
ではないときがあります。
 
 
例えば、
次のような過ごし方は
勉強時間ではありません。
 
  ↓
「今日は何を、
 勉強しようかなぁ~?」
と考える時間。
 
テキストや問題集を
机の上に出すのに
かかってしまう時間。
 
 
いわゆる
「段取り時間」は、
「間接」作業時間です。
 
「直接的」な
学習時間としては、
カウントしません。
 
 
「でも、岸本さん、
 勉強を始めるためには、
 準備する時間が
 必要でしょう?」
 
 
はい、その通りです。
確かに必要です。
 
しかし、この時間を
「直接的」な
学習時間と考えるのは、
失敗へつながります。
 
お子様の心の中では、
勉強している気分なのですが、
 
現実には、ライバルに
追い越されている事に、
なりかねません。
 
 
「段取り時間」は
最少限にすることが
とても大切です。
 
 
製造業の現場では、
生産性向上のために
さまざまな努力が
行われています。
 
そのうちの代表的な
取り組みのひとつに、
 
「段取り時間」を
徹底して減らすこと!
 
というものがあります。
 
 
段取り時間は、
直接的には、なにも
価値を生み出しません。
 
それでいて、時間は
消費されてゆきます。
 
 
お子様の勉強時間を
見直してください。
 
 
実質的な勉強に
ぜんぜん関係しない
作業は、何でしょうか?
 
 
ムダな時間は
どれくらいありますか?
 
詳しくチェックしましょう。
 
 
たとえば……、
 
机の上を片付ける時間、
 
シャープペンシルなどを
取り出す時間、
 
問題集・テキストを
選ぶ時間、
 
勉強途中に、
ゲームをする時間
 ↓
(これは厳禁!!)
 
 
こうして厳密に
書き出してみると、
 
「1時間の勉強」といった
社会人クライアントさんでも、
 
実質的な勉強時間は
半分程度のこともあります。
 
 
ましてや、成長途中の
小学生なら、
気が散って当たり前です。
 
 
「段取り時間」を
見つめ直して、
 
「直接学習時間」を
計算してみると、
 
多くの社会人が気づきます。
 
受験勉強とは、実に
シンプルな作業だった。。。
 
 
 
【受験勉強とは、
 問題集やテキストを
 読んで思い出すこと】
 
 
これに尽きるのです。
 
 
【問題集やテキストを
 思い出すこと】
  ↓
この作業には、必ずしも
まとまった時間が必要なわけ
ではありません。
  ↓
まとまった時間がなくても
受験勉強ができるのです。
 
 
もちろん、
まとまった時間あるに
越したことはありません。
 
 
お子様の心が、
「勉強モード」に入って、
集中できます。
 
 
この学術的な気分にも
大きなメリットはあります。
 
 
しかし、
まとまった時間に
集中する学習法よりも、
 
さらにパワフルなのが、
 
ほんの数秒、数分でも
実践できるこの方法です。
 
 
ほんの数秒、数分なら、
いつでも実行できますよね。
 
 
「♪♪♪♪♪♪」
 
 
小さくスタートできれば、
あとは、それを
積み上げていけば、
やがて合格にたどり着きます。
 
 
小さな時間でも
受験勉強が出来ることを
知っておいてください。
 
 
「段取り時間」を見直せば、
「直接学習時間」が増えます。
  ↓
しかも、
ほんのわずかな
「スキマ時間」でも
活用できます。
  ↓
今の生活パターンのままで
おこさまの「直接学習時間」を
さらに生み出せます。
  ↓
試験合格に向かって
お子様は、さらに加速します。
  ↓
あなたは、お子様の人生を
ますます豊かにしてゆきます。
 
 
 
 
 
 
 
一冊の本をご紹介します。
200ページほどの薄い本です。
 
『トヨタ生産方式』
(大野耐―著 ダイヤモンド社)
 
 
トヨタ生産方式の育ての親、
大野耐一氏本人が
実にわかりやすく
その本質を教えて下さいます。
 
この本は、
出版されてから
かなり時間が経過していますが、
 
その原理原則は、
コンピュータ全盛の今でも、
フルに活用できます。
 
しかも、
「モノづくり」以外にも
十分に応用できます。
 
もちろん、勉強にも
効果バツグンですよ。
 
 
勉強にも
トヨタ生産方式を
導入しましょう。