清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 42
「単純接触効果」で過去問と仲良しになりましょう

恋愛でも、仕事でも、
あるいは、
習い事でもいいんですが、
 
周囲の人たちとの
お付き合いが上手な人を
思い浮かべてください。
 
その人は、
どのような人でしょうか?
 
「???」
 
キャラクターは
人それぞれに違っていても、
 
どのような共通点が
考えられますか?
 
「・・・・・・」
 
おそらく、
「マメ」な人
ではないでしょうか?
 
 
「!!!」
 
 
やっぱり、あなたも、
そう思いますか!
 
マメに電話をしてくれる、
 
毎日あいさつしてくれるする、
 
ちょっと立ち寄って
話をしてくれる……。
 
ほんのちょっとした
ふれあいの積み重ねが、
上手な人たちですよね。
 
気軽な接触(コンタクト)で
だんだんと関係が深まります。
 
そして、スムーズに
親しい関係が
出来あがってゆきます。
 
 
この作用は、
心理学で「単純接触効果」と
呼ばれています。
 
 
「単純接触効果」の意味は、
まさに、言葉のとおりです。
 
接触回数が多い人ほど、
私たちは、「親しみ」を
感じやすくなります。
 
 
最初は、
ぎこちなくてもOK。
 
コンタクトを繰り返すうちに、
だんだんと親しみが増して、
関係が深まって行きます。
 
 
お子様と勉強の関係にも、
この「単純接触効果」を
活用しましょう。
 
 
ところで、お子様は、
試験勉強に
ワクワクしていますか?
 
 
「・・・・・・」
 
 
大丈夫。それが普通です。
試験勉強そのものに
ワクワクする人なんて、
ほとんどいません。
 
 
何となく
受験をすることになったから
 
仕方なく、勉強開始。
 
必要に迫られて
テキストや問題集を
読んでいる受験生が
ほとんどです。
 
 
だから、ほとんどの子どもが、
問題集やテキストは
できるだけ見たくないと
思っています。
 
できれば、
ほんの少し読むだけで
理解・記憶したい
と思っています。
 
 
だから、
「たった○○時間で……」
なんていうキャッチコピーの
問題集に騙されてしまいます。
 
 
「う~ん、
 そのとおりです(苦笑)」
 
 
そのお気持ちが
普通ですよね。
 
でも、
 
問題集やテキストに対して
その気持ちのままでは
どうでしょうか?
 
 
「勉強は、うまく
 いかないと思います。」
 
 
そうですよね。
合格するためには、
問題集やテキストと
親しくなる必要があります。
 
しかも、できれば、
親友、恋人ぐらいに
親しくなることが
必要です。
 
小学生に恋人の話は
イメージできないかも知れませんが
親はわかると思います。
 
ずっと、そのことを
考えていたり、
顔を合わしたら
話しかけたり。
 
隅から隅までスラスラ
思い出してしまうほどに、
 
同じように
今、取り組んでいる
問題集やテキストが、
大好きな存在になったら、
 
お子様の試験勉強は
どう変化すると思いますか?
 
「それは、たぶん・・・」
 
劇的に集中できて、
ルンルン気分で
合格できると思いませんか?
 
 
お子様も、そうなって
合格するために、
「単純接触効果」を
活用すればいいんです。
 
最初は、なじみもなくて、
見慣れない言葉ばかりです。
 
人間相手でも、同じです。
最初は、なかなか
とっつきにくいものです。
 
でも、朝のあいさつだけは
しますよね。
 
 
同じように、
教科書や過去問題集も、
 
表紙や目次を眺めて
朝のあいさつから
始めればいいのです。
 
そして、
パラパラめくって
「見出しだけ」を読むこと
から始めればいいのです。
 
 
もしも、お子様が
「問題を見るのもイヤっ!」
という状況であれば、
 
テキストを、そっと手で
なでるだけでもOKです。
 
 
表紙やページをめくる。
 ↓
あのときの感触を
まず味わうことから
スタートしましょう。
 
これなら、
スキマ時間が
1分あれば
できます。
 
何もしないよりも
イヤイヤするよりも
絶対良い行動です。
 
 
「キライっ!」という
目を背けた状態から、
 ↓
一歩前進します。
 
こうして、
問題集やテキストと
向き合って、少しずつ
接触を増やします。
 
 
「岸本さん、こんなやり方で
 ホントに、いいんですか?」
 
 
大丈夫ですよ!
 
 
最初は、こんな状態でも、
「単純接触効果」は
しっかり働きます。
 
お子様は、だんだんと
問題集やテキストに
親しみを感じ始めます。
 
あいさつをする気持ちで
向き合って下さい。
 
問題集やテキストと
すぐに親しくなれます。
 
人間と違って、
問題集やテキストは
持ち運び自由です。
 
いつもカバンに入れて
持ち歩くことができます。
 
一日に何度でも
「ごあいさつ」できます。
 
そうなれば、
単純接触効果は
ますます加速します。
 
 
単純接触効果を、毎日
活用することで、
 
問題集・テキストと
お子様との関係は
大幅に改善します。
 
もちろん、どんどん
試験合格に近づきます。
 
 
「接触する」回数を増やす
  ↓
「好きになる」
 
 
今、ご紹介した
「単純接触効果」とは、
 
接触する回数が多いほど
親しみを感じるようになり、
 
そして、ますます
好きになっていく
というものです。
 
好きになると
接触回数が増えると
思いませんか?
 
 
好きな人のことは
あなたもついつい、
思い浮かべるでしょう。
 
つまり、
 
「接触するから好きになる」
   ↓↑
「好きになるからより接触する」
 
 
このように相乗効果によって、
お子様の学習は
ますます加速してゆきます。