清風南海学園中学・高校合格のための家庭教師

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合格するための勉強法 
POINT 45
勇気をもって「声に出す」「紙に書く」。
そして、「わかったつもり」をなくそう。

大切な事なので
前回とよく似た内容ですが
すこし具体的に書きます。
 
「わかろうとしない」
「覚えようとしない」
  ↓
このように読むのですが、
 
それは、不注意な読み方を
おススメしているわけでは
ありませんし、
 
いい加減な飛ばし読みを
提案しているのでもありません。
 
 
お子さんに次のように
確認して欲しいのです。
 
何が分かっていて、
何が分かっていないのか
 
何を覚えていて、
何を覚えていないのか
 
 
この2点をしっかりと
いつも確認して欲しいのです。
 
 
「具体的には、どうするんですか?」
 
 
それは、、、ですねぇ、
今までに勉強したことを、
口に出してみることです。
 
 
あるいは、
机に向かっている時なら、
紙に書き出してみること
なんです。
 
 
要するに、お子様の
頭の中にあることを
自分の言葉で表現して
アウトプットするんです。
 
 
お母さんがすることを
もう少し具体的に言うと
 
1,テキストの目次のページを開く。
2,目次の単元を選ぶ。
3,単元を読み上げる。
4,「その単元で覚えていることある?」と問いかける。
5,じっくり待つ。
 
以上です。
 
 
そうすると、イヤでも、
すぐにハッキリします。
 
「あれっ、チョットしか書けない」
 
「自分が覚えていることって
 たったこれだけなの???……」
 
 
アウトプットするだけで
イヤでも気付いてしまいます。
 
ある意味では、
悲しいことではありますが、
  ↓
お子様の現実に直面します。
 
 
お子様は、分かった
「つもり…」だった。
 
お子様は、覚えた
「つもり…」だった。
 
でもガッカリしないでください。
 
こうすることで覚えていないことが
ハッキリします。
 
 
「それって、ツラいことでは…?」
 
 
はい、確かに
最初はツライです。
 
でも、試験本番のときに
「ダメだった」ことに気づくと
どうなるでしょう?
 
 
「試験は不合格……」
 
 
そうですよね。試験当日に、
「もっとやっとけばよかった」
なんて…後悔するのは、
誰でもイヤですよね。
 
 
「子どものレベルは不合格」と
おぼろげながら分かっていた。
でも・・・
 
その現実に対して、
ガッチリ向き合うことを
多くの親御さんが
避けているのです。
 
 
だからこそ、今、
お子様の頭の中にあることを
聞き出してみましょう。
 
 
実際にアウトプットすれば、
現実にしっかり
向き合うことができます。
 
 
これが、お子様の大切な
試験に合格するための
大きなポイントです。
 
 
誰でも、不安になります
 
「子どもは、本当に
 分かっているのだろうか?」
 
「子どもは、ちゃんと
 覚えているのだろうか?」
 
そんな不安が出て来ると、
多くの人が
逃げ出したくなります。
 
そんな時だからこそ
勇気を出してアウトプットを
促してみましょう!
 
思い出そうとしてみる!
 
口に出してみる!
 
紙に書いてみる!
 
 
お子様の真実の姿が
明らかになります。
 
分かった「つもり」だった。
でも、分かっていなかった。
 
覚えていた「つもり」だった。
でも、全然覚えていなかった。
 
 
確かに、
さびしいことなのですが、
明らかになった現実を
あえて歓迎して下さい。
 
 
この現実から前進することで
合格への道は拓けます。
 
 
まだ分かっていないところが見つかった!
 
しっかり覚えていない点を見つけた!
 
   ↓
 ラッキーですね。
 
このように気づけば、
あなたは、
さらに前進できるのです。
 
 
まだ分かっていない!、
しっかり覚えていない!と
気づいたら
どうすればいいのでしょうか?
 
 
もちろん、それは
【繰り返して読むこと!】
 
この一言に、
すべてが集約されます。
 
 
繰り返し読み、
ハッキリと思い出し、
何度も口に出しましょう。
 
時にはお子様と
一緒にしてあげてください。
 
そうすれば、お子様は
確実に少しずつでも
合格へと向かって
前進できるのです。
 
 
早く進みたい焦りから、
分かった「つもり…」の状態でも
つぎの問題をやりたくなります。
 
誰でも、同じ心境です。
 
しかし、後でドカーンと
大きなツケとなって
返ってきます。
 
 
しかも、分かった
「つもり…」状態だなぁと、
気づいているときには、
 
その不安感のために、
貴重なエネルギーが
ムダに使われてしまいます。
 
分かった「つもり…」状態では、
 
「これって何?」という
質問そのものが曖昧なので
答えが得られないのです。
 
でも、きちんと向き合えば
大きなメリットが生まれます。
 
「○○って何だろう?」という
疑問がハッキリします。
 
それについて、
問い続けることは
新しい学びにつながり
得点力アップとなります。
 
 
試験までには
まだ、時間があります。
 
もしあなたとお子様にとって、
何となくあいまいで
不安な部分があれば、
 
勇気を持って問いかけましょう。
 
そして口に出す
紙に書き出す。
 
たったコレだけで、
試験勉強が大きく改善します。
 
 
 
 
 
これから3分間だけ、
気になっていることを
ひたすら口に出してみませんか。
 
 
あなたとお子様が
あえて向き合えば、
だんだん不安は
小さくなってゆきます。
 
誰でも、最初は怖いものです。
 
だから、
おそるおそるでもOK。
 
チラリと見て下さい。そうすれば
 
それらの課題は、
あなたが思っていたよりも
ずっと小さなものだったことに
気づくでしょう。